先日、全米室内選手権で準優勝したカロビッチ。

カロビッチの代名詞と言えば、
2メートル10センチから繰り出すビックサーブですが、
バックのスライスやボレーなども
めちゃくちゃ上手いですよね。

現代テニスはトップスピンが主流で、
スライスの効果が減っているとは言え、
まだまだ大きな武器になるショットだと
僕は考えています。

特に一般プレーヤーレベルでは、
全然イケルと思います。

ちょっと想像してもらいたいのですが、
カロビッチがアンダーサーブだったとしても、
日本人で勝てる人は、
プロを含めて何人いるでしょうか？

カロビッチの場合、
フォアの強打も素晴らしいので、
サーブがなくても強いと思いますが、
バックのスライスだけだったとしても、
相当強いですよね。

｢トップスピンを打てないから勝てない｣

ワケではなく、

｢スライスを極めていないから勝てない｣

のかも知れません。

スライスで相手を左右に振り回したり、
ドロップショットを打ったり、
正確にロブを上げたりすることができれば、
かなりイケますよね。

少なくとも僕は対戦したくないです。（笑）

ダブルスのリターンなどでは、
ポーチに出られてしまうリスクは高まりますが、
それでもストレート、クロス、ロブの
3種類を使いわけることができれば、
相手はなかなか動けないものです。

スライスを極めるためには、
やっぱり、

”体幹で打つこと”

”カラダの軸にボールを乗せること”。

カラダの芯で打つ感覚がないと、
どうしようもないんですね。

スライスでもトップスピンでも、
結局、ここからは逃れられません。

そんな視点を持って
是非練習してみてくださいね。

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