(写真はzimbioより。)
ここのところ、
”頭を使わない”
ということを書いてきましたが、
今回は逆。
昨日友達と練習していたのですが、
ボレーの調子がイマイチだったんですね。
それで、まず試したのが、
頭を使わない系のアプローチ。
頭の働きを鎮め、
カラダに委ねていきます。
フォアボレーはすぐに機能して良くなったんですが、
バックボレーがなかなかタイミングが合わない。。
良いときはカラダの軸でボールを捉えている感覚があり、
ラケットをポンと出すだけで良いボールが飛んでいくので、
ボレーがとても簡単に感じるのですが、
なかなかその状態になりませんでした。
そこで次に試したのが、
頭からカラダに指令を出す系のアプローチ。
焦って突っ込み気味な感じだったので、
後ろ脚軸に意識を持っていき、
軸のラインを修正してみました。
そうすると、あっと言う間に改善!!
とても簡単に、
思ったところにコントロールできるようになりました。
頭の指令系のアプローチも、
なかなか捨てがたい。。。(笑)
というか、とても役に立ちますよね。
ただ、頭指令系を使うときの注意ポイントがいくつかあって、
羅列すると以下のような感じ。
・意識することは、一つに絞る
(複数の同時指令には、前頭葉の情報処理が追いつかない)
・ある程度感覚がよくなったら意識を手放す
(上手くいったキーワードは、
ずっと意識し続けたくたくなりますが、、)
・ゲームには使わない
(使っても良いですが、
全体のパフォーマンスが落ちることを覚悟して使う)
・一部分意識することで、
全体性が損なわれる可能性があることを織り込んでおく
・オフコートで意識を使ってカラダに染み込ませる
(素振りなど。)
まだまだあると思いますが、
ざっと思いついたのがこんな感じ。
”意識”と”無意識”。
結局は呼吸の、
”吸う”と”吐く”
同じように、
どちらも重要で、
どちらかに偏り過ぎることが問題なのかも知れませんね。
みなさんはどちらに偏りがちですか??
場面場面で使い分けしながら、
そして協調しながら、
自分が持つ能力を最大限発揮できると良いですね!!
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★練習会のお知らせ
①3月12日(土)15時〜17時 東京開催
「丹田と重心操作で打つ、フォアハンドストロークストローク習得法!」
②3月13日(日)12時〜14時 東京開催
「体幹からのエネルギーラインで飛ばす、バックハンドストローク!」
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