手打ちをやめて、体幹でボールを打てるようになりたいと
思っている一般プレーヤーの方は多いと思います。

でもなかなかヤメられない。
その理由は体幹の使い方がわからないからなんですね。

体幹で打つ感覚を身につける練習方法はいくつかありますが、
その中の一つを先日の合宿である参加者の方に試しました。

その方法とは、

”腕の自由度を制限する”

という方法です。

具体的には、写真のように、
肘の少し上の部分からラケットを少し固めのゴムで固定し、
腕の自由度を制限します。

腕の自由度が制限されると、体幹を使わざる得ないので、
勝手に胴体が動き始めるんですね。

この練習をすると、腕を使わないほうが
ボールが飛ぶことがよくわかります。

頭で理解するというより、身体でわかる。
体感で、体験でわかる。

試して頂いた方も、今までどうしても飛ばない、
そして安定しないフォアハンドストロークに悩んでいましたが、
一瞬にして安定して威力を出せるようになり、
すごく喜んで頂くことができました。

正直にお話すると、合宿中にこの練習方法に行き着くまで、
その方にアレやコレやとアドバイスをしたのですが、
イマイチしっくり来て頂けなかったんですよね・・・
でも道具を使うと一瞬で開眼。。。

下手なアドバイスより、どうやって体験してもらうかが
本当に重要だなぁと再確認させられました。

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