柳原が読んできた中で、テニスの上達やメンタルの強化、
そして幸せな人生を生きるために役立った本を、ほんの一部ですがまとめてみました。
便宜上、”身体動作編”、”メンタル編”、”人生編”と3つに分けていますが、
相互に深い関連性があります。
特に ”メンタル編”と”人生編”はかなり重なります。
ピンと来るものがあれば、是非読んでみてくださいね。
タイトル/著者 | コメント |
究極の身体 高岡英夫(著) |
著者は武道の達人であると同時に脱力系身体動作研究の第一人者。一般人の動きとイチロー、マイケルジョーダンなどのスーパーアスリートの身体の違い、動きの違いを分析。印象的だった話は、「チーターは脚を速く動かして走っているわけではない。脚は胴体の動きに連動しているだけ」という言葉です。 |
奇跡のトレーニング 小山裕史(著) |
イチローや杉山愛が取り組む初動負荷トレーニング。一般的に良いと信じられているトレーニングや動き方が、”しなやかな動き”を阻害する要因になっていることがわかります。僕にとって一番衝撃的だったのは、「腕に力を出させると下半身や体幹部で生まれた力が逆流する。むしろ腕の出力を最小限にすることで、スウィングが加速される」という言葉です。 |
武術空手への道 身体脳及び身体脳の開発 宇城憲治(著) |
著者は沖縄空手の達人。現代のスポーツ界では、目に見える動きばかりを分析したり改善したりすることが一般的ですが、もっと身体内部の感覚や全体性を重視したアプローチを行うべきだと言われています。印象的なのは「ゼロの力」と言って、相手と一体化し無力化する技です。 |
骨盤力 アスリートボティの取扱い説明書 手塚一志(著) |
著者は数々のプロ野球選手を指導してきたパフォーマンスコーディネーター。「Wスピン」といって、直線的な動きではなく、スパイラルな動きこそ身体の自然な動きであると提唱。「テニスでも野球でもゴルフでも全ての動きはパンチである」という言葉が印象的。 |
武道的身体のつくり方 木村文哉(著) |
武道の世界の達人たちの動きとトレーニング方法について書かれてあります。スゴすぎてマネできませんが、参考になる点がたくさんありました。 |
スーパーボディを読む ジョーダン、ウッズ、玉三郎の「胴体力」 伊藤昇(著) |
著者は「胴体力」の提唱者。胴体の動きを3種類に分類し、トップアスリートの動きを分析。印象的なのは、「股関節の捉え」。股関節で地面を捉えれるかどうかで、動きの質がほとんど決まるということを学びました。 |
【メンタル関連の本】
タイトル/著者 | コメント |
インナーゲーム W・T・ガルウェイ(著) |
1970年代に書かれ、今なお読み継がれている名著。頭から指令を出し過ぎたり、自分自身を厳しく批判したりすることによって、逆にパフォーマンスを落としていることがわかります。頭が邪魔をしなければ、身体が本来持っている能力を発揮できるということが書かれてあります。 |
タイガー・ウッズも震えている Dr.Gio Valiante(著) |
勝敗などの結果を追求するのではなく、自分自身のプレーや人間性の向上を追求することが、結果的に良い結果につながるということを教えてくれます。メンタル的な弱さを克服したり、自分を向上させるという真の楽しみを得たりするためのヒントを与えてくれます。 |
東洋に学ぶメンタルトレーニング トップアスリートが実践する心を静める10の秘訣 白石豊(著) |
ヨガ・禅などの東洋的な思想から心を静め、パフォーマンスを上げるための方法が書かれてあります。僕が印象に残ったのは、「怒りを感じたことについて調べる瞑想」。自分の感情やどうしてそう感じたのかということを深く探っていくことで、感情をコントロールする術が身についていきます。 |
【人生関連の本】
タイトル/著者 | コメント |
ポイっぽい仙人の人生を「やすらぎ」にする知恵 コー・ムーエン(著) |
心の制限が人生を制限し、可能性を狭めていることがわかります。心の制限が外れると、あらゆることを受け入れることができるようになり、思い通りの人生を生きることができると教えてくれます。とても気軽に読める本でオススメです。 |
ユダヤ人大富豪の教え 本田健(著) |
経済的な自由を得るための方法を学ぶ物語ですが、心の洞察が深く、幸せな人生を生きるためのヒントをたくさん得ることができます。特に印象に残っているのは、「成功したければ、自分の内側とのコミュニケーションを大切しなさい」いう教えです。自分が何を感じているかという内側に正直に向き合うことで、外側の人生が好転していくことがわかります。 |
究極の損得勘定 損得で考える宇宙法則 小林正観(著) |
頑張りすぎてうまくいかない人の肩の力をフッと抜いてくれる本です。想いが強すぎると逆に物事がうまく行かないということが学べます。僕自身はこの本を読んで、「そんなに力んで頑張らなくても良いんだな。もっと気楽に生きて良いんだな。」という気づきを得て、ずいぶんと楽に生きられるようになりました。 |
悩み生き方のサイエンス 天外伺朗(著) |
人間の本当の幸せとは、お金を稼いだり、名誉を得たりするような外的な要因で得られるものではなく、内側の意識が成長したときに得られるということがわかります。意識の成長に目を向けたとき、うれしい出来事ばかりでなく、一見嫌な出来事にも感謝できるようになり、人生が大きく変わっていくことを教えてくれます。 |
禅の言葉 石飛博光と鴻風会(著) |
禅の有名な言葉とその意味がとてもわかりやすく簡潔に紹介されています。心の囚われを外し、自由になるためのヒントがたくさん書かれてあります。僕が印象に残っているのは、「放(はな)てば手にみてり」という、手放してこそ手に入れることができるという意味の言葉です。 |
バシャール2 人生の目的はワクワクすることにある ダリル・アンカ(著) |
自分らしくワクワクすることを追求することで、人生が拓けていくということが書かれてあります。ワクワクを生きている人には、不思議なことが次々に起こり、夢が実現されていくそうです。自分の本当の夢を実現しながら、楽しい人生を送りたい人に読んでもらいたい一冊です。 |
人間らしくていいじゃないですか 都留晃一(著) |
怒ったり、悲しんだり、落ち込んだり、感情がブレる裏には必ず自分が知らず知らずのうちに握ってしまっている”思い込み”があります。一見嫌な出来事を通して思い込みに気づき、心を自由に解放していく方法が書かれてあります。 |