マレーの指もかなりしっかり開いていますね。
昨日の実験をして頂いた方は感じて頂けたと思うのですが、
指は閉じているより、開いたほうが力が通るし、
身体が安定するんですね。
ほとんどの一般プレーヤーは、
左手の先が悪い意味で力が抜けたままなので、
身体が安定せず、ボールに力が伝わらないし、
スイングの軌道も安定しないんです。
では左手(非利き手)の指をグワっと開くと、
一発で上手くいくかというと、
残念ながらそこまでシンプルではないんですよね。
もちろんすぐに上手く行く人もいると思いますが、
無理に開くことで力み過ぎる人が多いかも知れません。
指だけでなく、どの動きも同じですが、
考えてやっていてはダメなんですよね。
”勝手に指が開く”
もしくはフェデラーがやるように、
グワっと開くわけではないけれど、
”勝手にエネルギーがスゥッと通る形になる”
ことが大事なんです。
神経が通っていると勝手になるモノなんですね。
下の写真が藤本先生に教えてもらった練習器具なんですが、
本当にシンプルで、テニスボール2個をキネシオテープで
ぐるぐる巻いて固定しただけのものです。
先日藤本先生に施術して頂いたとき、
これを使って指を開き、2分ほど放っておきました。
そうすると、まず腕の筋肉がユルんでほぐれたんですが、
そればかりでなく身体を動かすときに、
手の指がピクピク動いて、
勝手にバランスを取り始めたんです。
ちょっと表現はどうかと思いますが、昆虫の触覚みたいな感じ。(笑)
そのとき、
「ああ、指は勝手に動くものなんだな」
と、当たり前のことながら、とても感動してしまいました。
地味な練習ですが、勝手にバランスを取る指を作ってみたい方は、
是非やってみてくださいね。
最後にお知らせですが、今週末5月26日(日)14時~18時に
神戸で練習会を行います。
次の開催は先になってしまうかも知れませんので、
興味のある方は是非ご参加くださいね。
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★5月26日(土)14時~18時 神戸練習会
★テニス上達研究会(オンライン動画レッスン)
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