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痛恨のスマッシュミスに泣いたジョコビッチ


djokovic20130612

全仏オープン準決勝のナダルVSジョコビッチ。

ファイナルセット9-7でナダルが勝ったわけですが、
ジョコビッチが勝っても全くおかしくない内容でした。

というより、ファイナルセットは
ジョコビッチがストロークで押しまくっていて、
どちらかというとジョコビッチ優勢で
試合が進んでいました。

一番のキーポイントだったのは、
最終セット、ジョコビッチが4-3アップで
迎えたゲームで起こった痛恨のスマッシュミス。

ナダルを追い込んで追い込んで、
苦し紛れに上がってきた
ネット際の浅いロブをスマッシュした後、
なんと、タッチネットをしてしまいました。

世界No.1のプレーヤーでも焦るんですね。。
落ち着いていれば、楽に処理できたボールでした。

結局このゲームを落とし、
土壇場で4-4に追いつかれてしまいます。

そして最終ゲームでも簡単なスマッシュミスがあり、
ナダルに勝利の女神が微笑みました。

第4セットの後半から第5セットで、
ジョコビッチはおそらく4本ぐらい
スマッシュをミスしています。

スマッシュって一度ミスすると、
その試合の間中、引きづることがよくあります。

一度ミスすると怖くなるんですよね。
そして簡単なスマッシュが入らなくなる。

僕自身も何度も経験がありますし、
みなさんもあるのではないでしょうか?

こんなとき、

「バカ!何やってるんだ、俺は!」

と自分を責めたり、

「次は絶対ちゃんと決めるぞ!」

と余計に気合を入れたりすると思うのですが、
あまり良い結果にはなりません。

過度に緊張しているからミスをしているわけで、
真剣さが足りなかったり、
気合が足りないわけではないんですね。

では、緊張度合いを下げるには、
どうすれば良いのか?

僕がオススメするのは、

「思いっきり打って、ミスしたら、しゃあない(仕方ない)」。

そう、先日日本をワールドカップに導くゴールを決めた
サッカーの本田圭佑バージョンです。(笑)
http://yanaharatennis.com/blog/?p=475

我々にできることは、全力を尽くすことであって、
結果はコントロールできません。

”人事を尽くして天命を待つ”

これができる人がメンタルの強い人なんですね。

試合でチャンスボールをミスしたときには、
この話を思い出してみてくださいね。
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