先日のカタールオープン決勝の後、
ナダルがジョコビッチについて、
以下のように語っていたそうです。
「何もかも完璧な相手との試合だった」
「今までああいうテニスをする選手は誰もいなかったと思う。
少なくとも僕がテニスを知って以来、
このレベルでプレーする選手は一人も見たことがない」。
(http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=114082より引用。)
改めてこの試合のファーストセットを観てみましたが、
ジョコビッチは本当にスゴイレベルでプレーしていました。
ナダルも決して悪くなかった。
というか、かなり調子を戻していて、
サーブも良かったですし、
ストロークの威力も深さも回転量も、
かなり良いレベルでプレーしていました。
お互いに良いショットの応酬だったのですが、
最後はジョコがポイントを持っていってしまう。。
ファーストセットは、
確かナダルのファーストサービスの確率も
70%近くあったと思うのですが、
それでもキープできない。。
ナダルからすると、
本当にお手上げ状態だったでしょうね。。
それで、この差がどこから生まれるのかというと、
一番はバックハンドストロークじゃないかなぁと思います。
ジョコビッチもナダルも、
共にフォアハンドは素晴らしいですが、
バックハンドは完全にジョコビッチが上。
ライジングの早いタイミングで、
しかも高い打点から、
ストレートにクロスにと自由自在に打ち分けることができます。
特にほぼフラットで叩き込む
ショートクロスがナダルを苦しめていました。
ここまでフォアとバックが共にレベルが高い選手って、
過去にいなかったんじゃないでしょうか?
アガシなんかは近いかも知れませんし、
現役では、錦織も結構いい線を行ってると思いますが。
これから他の選手がどうやってジョコビッチを攻略していくのか、
それとも攻略できないのか、、
楽しみに見ていきたいと思います!
そして個人的にも、
左右差を減らすように取り組んでいきたいなぁ。
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★練習会のお知らせ
①1月16日(土)14時〜18時 東京開催
「フェデラー風、脱力しながら相手コートでグングン伸びるフォアハンドストロークを打つ方法!」
②1月17日(日)12時〜16時 東京開催
「フェデラー風、脱力しながら相手コートでグングン伸びるサーブを打つ方法!」
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